JICHOUJIAI

「ゆらぎ世代」を「自重自愛」で乗り切る40代主婦のブログ

「求めない」求めることより足るを知ることの難しさ

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本当の愛は「求める」より「与えること」とよく言われますよね。でもなかなか「求めない」ができない。求めなければ苦しむことなく楽になれるとわかっていても、何かを求めてしまいます。

 「こうして欲しいのにわかってくれない」「なんでやってくれないんだろう」そう思い始めると、イライラしたり落ち込んだりしてしまいます。人から何かを求められ過ぎるとプレッシャーを感じてしまうのに、自分も人に同じことをしてしまっている。

人は欲があるから頑張れたり、生きていけるのかもしれませんが、「欲」が度を越せば「害」となります。求めるのに疲れた時「足るを知る」老子の思想から生まれた、加島祥造さんの詩集「求めない」が心に響きます。

 

加島祥造「求めない」

2007年に発売された「求めない」は累計発行部数40万部超のベストセラーになりました。すべて「求めない・・・」から始まる詩、約100編を収録した詩集。

人はどうしても求めてしまうものだから、求めるなとか、煩悩を捨てなさいということではなく、「求める心を少し抑えれば生きることが楽になるよ」「求めないことでいろんなことが見えてくるよ」と加島祥造さんが語り掛けているような詩の数々。

何が自分を不快にさせているのか?どんな欲に心が乱されているのかに気づかせてくれます。

 

 

常に何かを求めながら、「嫌だったらやらなくてもいいんだよ・・」「どうしてもとは言わないけど・・」「それでいいならいいけど・・」そんな言葉を付け加えて、遠回しに求めている時があるんですよね。

特に家族にやりがちです。子育て中に気を付けなければいけないと思ったのはこの点。

自分の意見を言いたくてもハッキリ言わず、反抗しないで親の言う事を聞かなきゃと思う子ほど、気持ちを押し殺して親の意に添うようにしてしまう。

その姿をみて親はこのやり方を有効手段だと勘違いして何度も使うようになる。子供がかわいそうです。

子供って「求めない」でいる方がいろんなことを話してくれるものですよね。叱るときは思惑を入れず率直に叱ることが大切だと実感しました。

自分にも「もっと!」と求めすぎている時があります。何かができたとしてもすぐ次の事を考え始め「もっとこうしたい」「なんでできないんだろう」と思い始める。

若いころの「もっと!」とは違う欲求がでてくるから年齢とか関係ないですね。常に自分にないものに目を向けていると心が満たされることがなくて今あるもの・今いる人への感謝も忘れてしまいますよね。

私が更年期で心身ともに不調を感じてよかったと思うことが1つだけあるんですよ。それは、「もっと!」と思いすぎる気力がなくなり楽になったこと。

行動指針が「疲れないようにしよう」になるとギラギラなんかしてられない。些細なことをしただけで「今日私がんばった!」になれるんですよね。

自分の為にも「求めない」は大切です。

 

求めない---
するといまじゅうぶんに持っていることに気づく

求めない---
するといま持っているものがいきいきとしてくる

求めない---
すると心が静かになる

求めない---
すると自分の声がきこえてくる

 

 引用元:『求めない』 

 

さいごに

何かを求めてると感じさせない人、満足することを知っている人、アピールせずやるべきことを淡々とこなす人に会うと、その人の清々しい存在感に敬服しています。

 

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